OTHERS
OWNER'S ESSAY. WRITTEN BY FUMI

【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第1話/全11話)

原作:ブロランさん。絵:旦那さん。脚色:フミ



皆さんお久しぶりです・・・
「OTHERS」の更新は1年ぶりになってしまいました(汗)。決して忘れていた訳ではなく、
実はメッキング号にエポックな出来事があったんです!!・・・


かねてから調子が悪かったエンジン。。。(そんなもんかなぁって思っていましたが・・・)
エンジンの調子をよくしたい、

エンジンに手を入れたい!

。。。でもお足が無い・・・。


ってなことで、自分の手で
エンジンヘッド・オーバーホールに挑戦しようとしておりました。
イラスト
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ネットで知り合ったB・Dさんにあれやこれやとご教授頂き、

またさらには氏から工具や解説書を借り、パーツリストの写しと私のために寝食を削って作成してくれたOH解説書までいただいて、

並行してヤ〇セとあり〇とう商事でパーツを調達し、

アメリカのネット通販などで小物などを買い込み、満を持しての挑戦でした。
写真
B・Dさんにはホントにお世話になり、おかげさまで徹底的に「イメージトレーニング」ができたことで、作業着手には何の不安もありませんでした。

あくまでも「イメージ」では、ですが・・・。
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「あいつはもうこの街を出て行っちまったのさ…」

と皆が車座になって噂するところに、蘇った230Eで颯爽と乗り付けるつもりでありました。

「生きていたのかフミさんよ。ささっ、こっちに来て熱い甘酒でも飲みんしゃい!みんな心配したんじゃよぉ?」
イラスト
「すまねーなポン爺。これが渡世人のつれーところよ。
おう、さくら!これで、はなたれ小僧に飴玉でも買ってやんな。」ってね(笑)。

・・・ しっ、しっ、しかーし!!

いつでもどこでも現実は厳しい。。。
よりにもよって機械オンチのこの私が、何を血迷ったかB・Dさんの偉業に続けと
思い上がったのが間違いの始まり。思い上がりの最たるもの。

イメトレだけでは。。。。。。どうなるんでしょ???




 【第10回(第1話/全11話) 終わり】 ◎ご感想は掲示板へ





【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第2話/全11話)



予てから水温が高い230Eエンジンのラジエターを容量の大きいTDT用に代えようという
古来からのアイデアを、是非これは真似をしよう、そして
この際水温計の配線を切ってしまおうと 密かに目論んでおりました。
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さて!満を持しての挑戦。
インマニを外すには、まずは燃料系の切断であります。

すぃっかーし!
怖い…怖すぎる…。

ここは民家の密集地、折りしも季節は12月。湿度は連日20%以下。。。
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イラスト 静電気、あー静電気が…。

どうすればこの「バチッ!★」 が出ないで済むか。。。

「でんじろう先生」に教えを乞いに 行こうかと思いましたが、
そんな時間もありません。。。

イラスト そこでまず最初に行ったこと。

それは「加湿器」を エンジンルーム下に置くことでありましたーー

ベンベン!




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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第3話/全11話)



イラスト 「旅のお方、そんなことをしてはエンジン部品に
錆ができやしませんかね?」

「はい、ご老体の言うとおりでやんす。
しかし、今ここでエンジンルームを6月のシンガポール並み(行ったことないですが・・・)に加湿しておかないとあとで抜き差しならねえことになるんでやんす。」

・・・??はて
・・・あのご老人はどなたなんだ???
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そんなことより加湿器をスタートさせ、次に行なうは入浴であります。
そう、風呂に入るのです。

ニューヨークに行くのではありません(汗)。。
勿論、頭からシャワーも。のぼせる寸前で飛び出します。

ずぶぬれのまま、纏うはポリエステル100%のTシャツとぱんつ。
この素材は最も静電気が起きにくいそうなんです。

このいでたちで勝手口からさらに外へGO!!
ふぅわーっと全身から湯気が!

イラスト そこへ!!おっ、お客さんっっ!!!

お客様 「あ・・・、どうもおはようございます・・・。」

フミ   「申し訳御座いません・・・・・
今日は定休日なんですよぉ・・(汗)。」

礼儀正しい電車男ならぬぱんつ男(爆)。

前回が新規のお客さんで、まだうちに
馴染みきってないお客様・・・・・。


「・・・あぁ・・せっかくのお客様・・・
失客してしまったかぁ・・・(滝汗)。」

でも、詳しい説明は後日だ。
(このお客様に後日の来店はあるのか!?)
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イラスト 車に駆け寄りボンネットを開ける。

ブォワーーァァァ。
凄い蒸気だ。いや湯気だ。
したたる水滴。

「今だ!いまこそなのだ!」
速攻で燃料ラインを外します。
湿度40%以上で電気は空気中の水分に分散していくのだ。

ホントにそうなのか??
いや、確信はないけど・・・(汗)。
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とにかく急いで外しまくり、最後に供給と戻りのゴムホースにクランプをかませて終了!
再びいっそいで風呂に入り、この日の作業は終わりです。



・・・はて、お客さんにどう弁明するかな(汗)・・・「はっくしっ!」




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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第4話/全11話)



イラスト エアコンの冷気でガソリンを冷やすなんて、 天下のベンツ様がこんな間に合わせちっくな デバイスを設けるというのはどうもいただけません。

ならばエアコンは絶対に壊れちゃいけないのに、
これがまた一番壊れやすいときているのだから

矛盾しています(滝汗)。

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イラスト 230EのコンプレッサーはACデルコ製で、
これがまたやわと申しましょうか。。。
すぐに漏れちゃう。

190Eも最初期のモデルはこのデルコだったけど、 すぐにデンソーに変わりました。

ニッポン!ちゃちゃちゃっ!!
なのに123の230Eは85年の最終まで
これで行きました。

なぜさ、なぜなのさーぁ、ザッハトルテバウムクーヘン。。。
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写真 私の車は、購入直後から微妙に
クーラーが弱い状態にありました。

これを世間様では「故障」というのですが(笑)。

しかし昨年、Hバルブやリキットタンク等を交換していますので、
ここだけはガスの補充だけでOKです(^^)。

ですが、コンプレッサーは未交換ですので、Xデーはいつ来るのか(滝汗)!?


  ああ、なんでこんな遠回りをしなければいけないのだろう。。。(天を仰ぐ)。



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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第5話/全11話)


(シュナイダー教授とゲルハルトの会話・・・)

ゲ:「シュナイダー教授、ボンネットを90度開けたいのですが
   ダンパー支持を使っても良いでしょうか?」

教:「・・・・・ナニィィ?このばっかもーん!

教:「いいかねゲルハルト君!頭を使いたまえあたまを!

教:「こうやって、ああやって、そうすれば、ダンパーの支持などいらん!!
   金はかかるが、そういうことを言ってはならんのじゃ!!・・・ったく」

イラスト (そこへフミ登場・・・)

フ:「・・・・・あのー」

教:「なんじゃ!


フ:「すみません、
   お取り込み中恐縮です
   シュナイダー教授・・・
  
   極東から来たフミと申します。
  
   ちょっとお聞きしたい事が。。。」

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写真 フ:「230Eのオルタネーターブラケットは
   ウォーターポンプと一緒にヘッドに共
   締めしてありますが、

   オルタだけを外そうとするとボルト
   頭にレンチが入らないんです・・・。

   フロント周りを全部外して
   インパクトをあてようとしましたが
   うまくいかなくて。。。

   何か良い方法はありま・・・・・

   !!!!!

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イラスト 教:「ゲルハルト君、
   この者を地下牢にご案内しなさい。」

ゲ:「はっ!わかりました。」

フ:「いやいや、教えてくださいよ・・・
   え?お、おいっ!
   なにすんだ!
   話はまだ
   終わっちゃいねーぞー!


って、もしかして・・・本当にこのまま地下牢に閉じ込められちゃうの!?・・・



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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第6話/全11話)



教:「。。。あの東洋人が言っておったことは例のことかね、ゲルハルト君」

ゲ:「はい、230Eのオルタ下ボルトは、エンジンブロックのウォポンボルトに
   共締めのブラケットとACブラケットに留められています。
   しかもボルト頭に工具を当てられないという、
   つまり万が一ボルトが固着したらアウトという構造になっていて、
   なおかつACブラケットごと外すには、
   エンジンマウントブラケットが干渉するという
   ルーマニア古城風複雑怪奇構造にしてございます。
   しかも 馬鹿みたいに重い。」

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イラスト 教:「なるほど。。。」

ゲ:「いまだオルタ交換に成功した者は
   おりません」

教:「オ〜〜」

ゲ:「しかしわが国ではACは注文装備
   となっておりますので・・・」

教:「ACを注文できるような金持ちは
   オルタが壊れたら車ごと買い換える
   というわけか、ウッシッシ

ゲ:「さようで。クックック

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教:「でかしたぞゲルハルト君」

ゲ:「ありがとうございます。ヘッドOH時にテンショナーを抜くときもオルタが邪魔になります」

教:「ホ〜」

ゲ:「DIYは不可能なのです!

教:「す、すっばらしい!」

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(そこへフリードリッヒ登場・・・)

フリ:「...★きょ、教授!!

教:「な・な・なぁんじゃね、フリードリッヒ君、驚くではないか」

フリ:「すみません教授。
    あの、イタリアからブルーノなんとかという老人が訪ねてきております」

教:「わしにか?」

フリ:「はぁ。。。」
 



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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第7話/全11話)



イラスト ゲ:「。。。あのお年寄は誰です?」

教:「ばかもん!サッコ君じゃないか
   知らんのか、君は」

ゲ:「風邪気味なんでしょうか?」

教:「あれはネギを巻いているのではなくて
   スカーフという装飾じゃ」

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サ:「やあやあシュナイダー君、久しぶりじゃのう」

教:「いやはやお互いすっかり年をとりましたな」

サ:「いや全くじゃのう」

教:「こんな僻地まで、いかがされましたかな?」

サ:「いや、わしもすでに隠居の身となり、悠々適
   自に諸国漫遊を楽しんでおるところじゃ」

教:「うらやましいですな」


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サ:「なにを言うかシュナイダー君。君は酒代わりにオイルを飲むくらいの仕事好きじゃ」

教:「ハッハッハ」

サ:「ところで、先日極東のとある未開国にいったんじゃが・・・」

教:「ほぅほぅ」

サ:「彼の地で風変わりなクルマ好きの男を見かけてな」

教:「ほぅ」

イラスト サ:「フミとかいう者なんじゃが・・・」

教:「・・・・・」

サ:「その者を探していたところ、この
   工房にたどり着いたというわけ
   なんじゃ」

教:「はて・・・?その様な者
   聞いたことないの〜」

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(そこへゲルハルト登場・・・)

ゲ:「...★!。教授っ、教授ーーっ

教:「な、なんじゃねゲルハルト君!」

イラスト ゲ:「(実はコソコソ。。。)

教:「・・・何!!

ゲ:「。。。はい」

教:「ア、アイツか!!
   あの馬鹿か!?


サ:「な、なんじゃねシュナイダー君大声を上げおってからに!」




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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第8話/全11話)



教:「この愚か者を知っておるというのかサッコ君。」

サ:「おー、君じゃ君じゃ。。」

フ:「あっ、あなたはあのときのご老体!」

サ:「ずいぶんやつれた様子じゃ。この者に何かしたのかねシュナイダー君。」

教:「いや、我流のもてなしを・・・。」

フ:「リリー・マルレーンだけが繰返し流れる部屋に閉じ込められ・・・」
教:「わりーねわりーねワリーネ・ディートリッヒ。」

フ:「食事はキャベツの酢漬けだけで。」
教:「母直伝じゃ・・・。」
 


フ:「壁には赤い字で大きくオデッサと・・・。」  【※注1】オデッサ
教:「そっれは無いよ。。」

フ:「すみませんそれはうそです。。」

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サ:「この者は230Eを修理しようと乾燥する12月に
   エンジンルームを加湿して燃料ラインを切ろうとしておった。
   あんな無茶をしたら錆が出やしないかと心配して声をかけたのじゃ。」

フ:「あんときはどうも。。。」

サ:「後になってふとそのことを思い出してな、
   オデッサを使って調べさせたらココにいるということがわかったんじゃ。」

教:「またオデッサ・・・。」

サ:「すまん、それはうそじゃ。」

教:「・・・わけわからん。」

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  サ:「君はあのポンコツで来たのかね?」

フ:「はい。」

教:「ポンコツで来た?」

サ:「わりと無茶をするタイプじゃの。」

フ:「いやはや。。。」

(ゲルハルト唐突に声をかける・・・)

ゲ:「教じゅー・・・。」

教:「な、なーんじゃねゲルハルト君やぶから棒に」

ゲ:「あっちに埃だらけの230Eが・・・もう虫の息で。。。」

教:「なに!!」

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【※注1】オデッサ
 フレデリック・フォーサイスの小説に出てくる秘密結社の名前です。
 これを読むとオデッサのくだりでニヤリと笑える仕組みになっております。




 【第10回(第8話/全11話) 終わり】 ◎ご感想は掲示板へ





【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第9話/全11話)



230E:「(((((ブ、ブ、ブロ。。。ブブロ。。。ラン。。ラン。。)))))

教:「なんじゃこの車は。虫の息どころか咳き込んでいるようではないか。
   どうなっとるんじゃ謎の東洋人!」

フ:「とにかくぜんぜん走らなくて、吸気系をあらかた点検
   して修理をしたんです。ところが、インマニ外したとき、
   バルブに激しくこびりついたカーボンを見て、
   こりゃ大変とばかりにヘッドOHを始めたわけです。
   これが元凶であろうと。。」

教:「うむ。」

フ:「ほんで燃料ラインを外してインマニも取り払ったところにきて
   ヘッドに手を入れるべくチェーンのテンショナーを外そうと
   したんですが、なんせオルタが邪魔で・・・。」

教:「うむうむ。」

  フ:「でもねぇ、オルタの下ボルトが抜けない。。。」

教:「うむうむうむ。」

フ:「でも上のボルトは外れたので、下ボルトを支点に
   したまま強引にフェンダー側に倒して空間を作り、
   テンショナーを抜きました。」

教:「ほう。」

フ:「ガイドピンを抜いて、スプロケットを外して、
   ロッカーカバーを取って、シャフトを取って、ほんで・・・
   ほんでぇ・・・・・・・・・・・・・・ううぅ・・・バタンッ。。。」

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ゲ:「あ、倒れちゃいました!」

教:「しっかりせい!謎のインドの魔術師!(東洋人だってば)

ゲ:「血の気が引いてます!」

教:「ゲルハルト君!」

ゲ:「はい!」

教:「気付けにキャベツの酢漬けじゃ!たんと持ってくるんじゃ!」

ゲ:「へっ?あれを?ほんとにいいんですか!」
 


 【第10回(第9話/全11話) 終わり】 ◎ご感想は掲示板へ





【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第10話/全11話)



教:「どうじゃゲルハルト君(酢漬けキャベツは医者要らず)じゃ。ハッハッハッ」

  サ:「すごい。気が付いたようじゃよ。」

教:「ミラノではバージンオリーブオイルを医者要らずというのじゃが。
   ・・・・・バージン?・・・バージン・・・ニヤリッ。」

サ:「教授、意味違うぞよ・・・。」

教:「バージン・・・とにかく、イタリー人はそれを飲むのじゃ。」

サ:「な、なんですと!」

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ゲ:「そんなことよりこの車、バルブにカーボンぎっしりで燃えてないということですよね」

教:「やっぱそうじゃったか。。。」

(フミ登場・・・)

フ:「そうだがね。(名古屋弁)

ゲ:「は?どなた?フミさん?」

フ:「・・・そうづら。

ゲ:「(づら)は浜松でしょ!」

フ:「・・・そうだに。

ゲ:「(だに)も浜松です!それより、
   完全に復帰できたようで何よりです。」

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サ:「完全に燃えてないから煤がカーボン状になって燃焼室とバルブに堆積しとるで」

ゲ:「なぜです」

サ:「水温だとおもうでよ」

ゲ:「水温?」

ゲ:「教授、このサッコさんて方、どなたなんです?」

教:「230E乗りの後輩じゃ。」

サ:「君がゲールハルト君?、ちょっと髪すいたろか。」

教:「なるほどそれでバージンなんじゃな。」

サ:「そうじゃ。

教:「ん?誰じゃ?それはハサミか?」

フ:「フミだがね。。。




ゲ:(・・・・この話、まとまっていくのかなあ・・・・)


 


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【第10回】 「さらば123、思い上がりは音を上げる。」(第11話/全11話)



・・・不調の理由が判ったのは、サッコさんが教えてくれた、
「低水温は不完全燃焼を招き燃焼室に燃えカスが堆積する。」
というエンジンの性質を知ったからである。

230Eは購入時、電磁クラッチに代えてビスカスファンが加工して取りつけられていた。
水温は80度近辺で安定し、真夏でも電動ファンが作動して
100度を超えることは少なかった。

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ところが購入2年後に電磁クラッチに戻すと、
今度は100度を超えることが多くなり、
オーバーヒート気味になったと心配するようになる。

しかし今、「M102は水温が高めに設定されている。
と、何かの本で読んだことを思い出す。

実はそれが正しい姿であったのだった。
必要な空気を取りこめなくなった結果、ついにハンチングするようになった230E。
B・Dさんに指導を仰ぎながらヘッドOHに挑戦するも、
ブロックに張り付いたヘッドを外すことが
できずにあきらめ、結局廃車にした。

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様々に問題の多い個体であった。。。
何度も辞めようと思った。。。

しかし斜め後方から見るフロントフェンダーのラインを
見ては惚れ直し、考えを改めることを繰り返した車でもある。
いま、離れてみてしみじみ思う。。。

「ほかの何かでは、気持ちが収まらない!」 (トホホ ・・・)  


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(完)




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